2013年5月18日土曜日

国際ワークショップ「持続可能な観光地マネジメント」のお知らせ

主催
北海道大学観光学高等研究センター,「環境と社会」研究会

日時・開催場所
2013年5月30日(木)13:30〜17:00
北海道大学国際広報メディア・観光学院 学院棟105
参加無料, 申し込み不要

プログラム(各プレゼンに10分間の質疑応答含む。使用言語:英語。)

◆13:30-13:40 趣旨説明
敷田麻実  北海道大学観光学高等研究センター  教授

◆13:40-14:10 「知床世界自然遺産の魅力と保全」
野川裕史, 環境省上川自然保護官事務所レンジャー

◆14:10-14:50 「エコツーリズム:知床旅行者の旅程選択と満足度および執着性」
ジョアオ・ロマオ  アルガルヴェ大学地域開発研究センター,アムステルダム自由大学研
究員

知床半島旅行者へのアンケート結果分析から、旅行者の属性、訪問の動機、選択した旅程、
旅程への満足度と執着性の関係を明らかにする。これらより、適切な観光サービスの提供
や、観光地マーケティング、マネジメントのあり方を議論する

14:50-15:10 休憩

◆15:10-15:40 「知床五湖における利用調整地区導入に対する利用者の態度」
愛甲哲也  北海道大学農学研究院 准教授

◆15:40-16:10 「知床における冬の自然体験ツアーに対する選好の多様性」
庄子康  北海道大学農学研究院 准教授

◆16:10-17:00 ディスカッション

ジョアオ・ロマオ氏
PhD. 専門は観光経済。アルガルヴェ大学地域開発研究センター(ポルトガル),アムステ
ルダム自由大学経済学部研究員。そのほか、地域開発・都市計画の民間コンサルタント、
ジャーナリスト、ドキュメンタリー作品のディレクター、プロデューサーとしても活動中

2013年5月1日水曜日

造園学会ミニフォーラム「震災復興と国立公園」

平成25年度日本造園学会全国大会ミニフォーラム
「震災復興と国立公園」
 東日本大震災から2年が過ぎ,復興国立公園構想の対象地となっている三陸沿岸部では急ピッチで復興にむけた活動が進められています。震災復興の取り組み内容は生活再建やコミュニティの維持・形成,農地復旧など広範囲にわたり震災直後から変わりつつありますが,最近になって被災地ツアーなど観光に関わる話題も数多く取り上げられるようになりました。現状では,その全体像や展望,方向性に関する合意や共有は十分ではなく,学会の復興支援活動を効果的に進めるためにも情報共有の場が必要です。このミニフォーラムでは震災復興をとりあげて,自然保護と自然・文化体験の場として機能する国立公園の制度,枠組みをどのように活用できるか,その役割や可能性,課題について議論します。2013年11月にはアジア国立公園会議(Asia Park Congress)が開催される予定で,それにむけて事前の論点整理を行うプレイベントとしても位置づけています。関心をお持ちの方のご参加をお待ちしております。

・  平成25年5月25日(土)17:00-18:30
・  千葉大学西千葉キャンパス(http://www.chiba-u.ac.jp/access/nishichiba/
  けやき会館 2階 会議室2

話題提供
・三陸復興公立公園への期待と課題(仮)
   環境省自然環境局国立公園課 田村 省二 氏
・災害リスク軽減と保護地域(仮)
    IUCN日本プロジェクトオフィス・シニアプロジェクトオフィサー
             古田 尚也 氏
・国立公園とエコツーリズム(仮)
   文教大学国際学部・准教授 海津ゆりえ 氏

司会 岩手大学大学院農学研究科・准教授 山本 清龍

連携団体
日本エコツーリズム協会、岩手大学三陸復興推進機構、環境省国立公園課、IUCN(国際自然保護連合)、WCPA-J(世界保護地域委員会日本委員会)、自然公園研究会

企画・運営(名前,所属,役割分担)
・  山本 清龍(岩手大学大学院農学研究科)
・  田中 伸彦(東海大学観光学部)
・  古谷 勝則(千葉大学大学院園芸学研究科)
・  愛甲 哲也(北海道大学大学院農学研究院)

日本造園学会全国大会の開催案内については、下記をご覧ください。
http://www.jila-zouen.org/annualmeeting/2390

ミニフォーラムのみの参加であれば、参加費は不要だそうです。

問い合わせ先
岩手大学大学院農学研究科・准教授 山本 清龍
kiyo@iwate-u.ac.jp