2018年5月29日火曜日

「情報通信技術と市民参加による自然保護」

気づいたら、SNSを多用していて、ブログを更新するのはほんとに久しぶりです。
日本造園学会北海道支部では、造園や関連分野の情報交換・意見交換を行う「北のランドスケープ研究会」を年に2〜3回、開催しております。

今年は、以下のテーマのほか、都市公園の再整備、Park-PFIなど準備中です。
なお、本研究会は、造園CPD認定プログラムです。[ID:5237] [単位]1.5

テーマ「情報通信技術と市民参加による自然保護」
講師 イギリス・スコットランド・アバディーン大学 Van der Wal, Christiaan Franciscus Rene 教授
   東京大学大学院新領域創生科学研究科 斎藤馨 教授
日時 2018年6月4日(月)18時〜19時30分
会場 北海道大学農学部S21講義室(2階)
   札幌市北区北9条西9丁目  https://www.agr.hokudai.ac.jp/i/access

ICT (情報通信技術)の急速な発展は、自然景観のモニタリングやグローバルな環境問題の理解に大きな変化をもたらしています。Van der Wal教授は、スコットランドで「ICTを活用した自然保護 (Digital Conservation)」を提示し、生態学の知識を広め、市民の学習や調査への参加をうながす取り組みをすすめています。斎藤教授は、我が国の景観シミュレーション研究を先導し、最近ではデジタルデータによる森林の環境記録を行うサイバーフォレスト研究プロジェクトに取り組まれています。お二人に、ICTを活用し、市民の参加をうながす最新の研究成果を紹介していただき、次世代の自然保護への応用について考えます。

無料、申込不要
Van der Wal教授は英語で講演されますが、斎藤教授に概要を解説いただきます。

主催:日本造園学会北海道支部
連絡先:研究会担当 愛甲哲也
    北海道大学大学院農学研究院 011-706-2452
    tetsu@res.agr.hokudai.ac.jp