昨日、上川総合振興局および関係者のみなさまと一緒に、黒岳トイレのオガクズ交換に同行させていただきました。オガクズバイオトイレの容量の不足、電力の不足によって、オガクズがべちゃべちゃになり、分解がうまくすすんでおらず、当初の想定を超えるオガクズの交換を強いられ、コスト的にも、労力面でも、関係者が大変苦労されているトイレです。
約12人で3時間ほどの作業でした。便座をとりはずし、処理槽を攪拌するペダルを踏みながら、便槽のなかのオガクズを2重にした袋にくみ出していきます。袋は最終的に3重にして、トイレの後ろに堆積し、シーズン終了時にヘリで搬出するそうです。黒岳トイレには4つの便槽があり、一つから10袋弱(一袋約15kg)でした。まだ連休前であったことなどから、今回はオガクズがそれほどべちゃべちゃになっていなかったのでくみ取りも楽で、量も思ったより少なかったと言われてました。まだ電気は接続する前でしたので、やはり容量の問題なのでしょうか?
今年は、トイレで大小どちらを使ったかの記録や、便槽内の温度の計測、オガクズの湿り具合のチェック、登山者の使用状況や今後の対策に関する意識調査などが予定されています。みなさまも、黒岳に寄られた際には、是非ご協力ください。
中腰で、湿ったオガクズを、においに苦しみながらくみ取り、袋詰めして、運んで。かなりの重労働です。なんとか、改善していきたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿