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2019年3月10日日曜日

Let's use a waste bag, when trekking in Hokkaido

If you are planning to go trekking in Hokkaido, Japan, we strongly recommend you to bring waste bags (“Keitai Toilet 携帯トイレ”). Visitors need to use a waste bag in excretion, especially at Mt. Tomurashi and Biei Fuji of Daisetsuzan, Mt. Rishirisan, Rausu-dake of Shiretoko peninsula. There are no toilet facilities in those mountains, and visitors are recommended to take their waste back to home or trailhead.
On some mountains in Japan, including Hokkaido, the human waste and paper left by visitors are scattered and contaminate the environment of the mountains. It is technically challenging and costly to dispose of human wastes in the mountains. In famous mountains such as Mt. Fuji and the Japan Alps, there are disposal facilities for human waste or wastes are carried out by helicopters. In other mountains in remote areas or where there are not many visitors, there are only vault toilets, or there is no toilet.

In the mountains in Hokkaido, even in mountain hats, shelters and campsites there are many places without toilets. There are fewer toilets at the trailheads. The renovation and installation of the toilet are not pursued due to technical difficulties and the high cost of construction and maintenance. For that reason, the cooperation of visitors is necessary.

We want visitors of Hokkaido mountains to follow the following things.
  • Let's go to the restroom before starting hiking
  • Let's use the restroom as much as possible in mountains
  • Do not throw any trashes in the toilet
  • Let's bring out used papers
  • Let's try to use the waste bag

The waste bag is the plastic bag for easy carrying of human waste in a place without a toilet. Please take out the inside bag, spread it on the ground, or set it in a special toilet bowl, seal it after excretion, and carry it. There is also the waste bag which needs chemicals after excretion. Depending on the rules of the mountain, put the used waste bag in the special trash box at the trailhead or follow the local waste disposal rule of the local authority. You can buy waste bags at tourist facilities around the trailhead and climbing equipment stores in the town.

The map of toilets in Hokkaido mountains shows you the presence of toilets at the trailheads of the main hiking routes, the location of the booth for the waste bag and the special trash box. You can also check stores where you can get the waste bag.

In Hokkaido, many beautiful mountains are preserving the pristine landscape. Considering the environmental conservation of the mountain, we want you to enjoy the mountain of Hokkaido.

2011年9月22日木曜日

フィンランドのドライトイレ

フィンランドの国立公園や、ハイキングエリアには、主要な地点に、たき火のための施設、簡易な山小屋や避難小屋とあわせて、トイレが設置されています。そのトイレは、寒冷地と言うこともあるでしょうが、非常に簡易なコンポストトイレで、天然の泥炭からつくられた腐葉土のようなものが便槽に入れてあり、便器の横に袋がおいてあり、用を足した後にそれを振りかけるように利用者にお願いしてありました。Dry toiletと現地の人は読んでいました。特に攪拌などはせずに、小さな移動できるコンテナにため込み、一杯になると交換して回収しているようです。余分な水分は抜けるような構造になっていました。写真は北極圏のすぐ下で、ロシアの国境とも接しているオーランカ国立公園で撮影しました。




2011年8月23日火曜日

2011 全道一斉 山のトイレデー(実施案内)


~北海道の山をいつまでも楽しむために~
2011 全道一斉 山のトイレデー(実施案内)
さあ、あなたもきれいな山のために勇気ある一歩を!

夏山登山最盛期を迎える中、愛好者の皆さんも毎週どこかの山へ沢へと出かけていることは同慶の至りです。先達ても幌尻岳への額平川で本州の方がお亡くなりになったのは記憶に新しいところです。自戒を込めて事故のないことを切に祈るものです。
この活動を始めて12年になります。長く続いていることは一見いいことですが、反面それが必要な現実がまだあるということです。夏に集中する北海道の山では、休憩場所や水場の横にはまだトレイ紙の残置が見られ、悲しい思いに駆られるのは誰もが同じでしょう。見て見ぬ振りをするのは簡単ですが、一歩踏み出すことで山の環境は驚くほどに快適になるものです。多くの皆さんがこの活動に賛同し、そして参加していただくことで自然の素晴らしさを共に享受したいものです。           (代表・岩村和彦)

●実施日
2011年9月18日(日)
(別な日でも構いません)

●場所 全道の主要登山口
(ご自身の活動しやすい場所をご自由に選んでください)

●当日の活動内容
・会の幟を立てる
 ・マナー袋やマナーガイドの配布
・トイレ紙、ゴミの回収など

●問い合わせ・申し込み先
山のトイレを考える会事務局 060-8589 札幌市北区北9西9
北大農学研究院(愛甲)
TEL&FAX:011-706-2452   メール: tetsu@res.agr.hokudai.ac.jp
●申込方法
1.お名前、ご住所、電話番号、メールアドレス、活動場所、配布予定数、活動人数、所属団体、活動予定日/時刻、資材の送付先などを、9月5日までに、できるだけメールでお申し込みください。
2.申込後にご連絡さしあげ、活動箇所などについて確認し、必要な機材を送ります。

《主催:山のトイレを考える会》 http://www.yamatoilet.jp

2011年7月12日火曜日

黒岳トイレのオガクズ交換

昨日、上川総合振興局および関係者のみなさまと一緒に、黒岳トイレのオガクズ交換に同行させていただきました。オガクズバイオトイレの容量の不足、電力の不足によって、オガクズがべちゃべちゃになり、分解がうまくすすんでおらず、当初の想定を超えるオガクズの交換を強いられ、コスト的にも、労力面でも、関係者が大変苦労されているトイレです。

約12人で3時間ほどの作業でした。便座をとりはずし、処理槽を攪拌するペダルを踏みながら、便槽のなかのオガクズを2重にした袋にくみ出していきます。袋は最終的に3重にして、トイレの後ろに堆積し、シーズン終了時にヘリで搬出するそうです。黒岳トイレには4つの便槽があり、一つから10袋弱(一袋約15kg)でした。まだ連休前であったことなどから、今回はオガクズがそれほどべちゃべちゃになっていなかったのでくみ取りも楽で、量も思ったより少なかったと言われてました。まだ電気は接続する前でしたので、やはり容量の問題なのでしょうか?

今年は、トイレで大小どちらを使ったかの記録や、便槽内の温度の計測、オガクズの湿り具合のチェック、登山者の使用状況や今後の対策に関する意識調査などが予定されています。みなさまも、黒岳に寄られた際には、是非ご協力ください。

中腰で、湿ったオガクズを、においに苦しみながらくみ取り、袋詰めして、運んで。かなりの重労働です。なんとか、改善していきたいものです。




2011年6月3日金曜日

幌尻山荘の排泄物の運搬の日程

日高山脈ファンクラブの高橋さんから今年の幌尻山荘の排泄物の運搬の日程について案内がありました。以下、転載します。

また、過去の様子はこちらで、
http://www.yamatoilet.jp/mtclean/activity/report121.htm

排泄はどうしても避けられないこと。山に登る人は一度参加するとよい経験になります。

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高橋@日高山脈ファンクラブ事務局です。

ようやく日高も暖かくなってきましたが、今年は長雨と低温で雪解けが遅れているようです。

さて今年の排泄物運搬ですが、地震等により幌尻山荘の利用予約が低調との情報があり、そうなると排泄物はそれほど貯まらないのではと思っています。

そこで今年は7月の排泄物運搬はファンクラブ会員のみで小規模(10名程度)で実施し、8月に日帰りで、9月に会員外にも募集して実施したいと思いますので、皆様方のご協力をお願いします。
7月16日(土)~18日(月)募集10名
8月28日(日)募集20名
9月23日~25日募集20名
近くなりましたら、詳細をご連絡します。

2009年2月20日金曜日

山のトイレ技術について学ぶ

東京で、山のトイレ技術セミナーが開催されています。昨日は、私も北海道のトイレ事情を報告しました。トイレ問題に取り組みはじめて10年ほどたとうとしていますが、技術的にもかなり進歩がみられ、情報も蓄積されつつあります。ただし、それらの情報の共有や応用にはまだ課題もあります。今日は、海外や海岸の事例の発表も予定されていて、楽しみです。

北海道では、3月7日に山のトイレを考える会の10回目のフォーラムが開催されます。関心のある方の参加をお待ちします。今年は、美瑛富士のトイレについてより具体的な提案と議論をする予定です。詳しくは山のトイレを考える会のホームページをご覧ください。