自然公園から都市公園まで。利用者目線で行っている研究に関係するイベントやニュース,事例などをお知らせしています。国立公園,登山道,トイレ,高山植物,モニタリング,生物多様性,公園管理,都市計画,子どもの外遊びなどなど。
2008年9月24日水曜日
歩道のインパクトの評価
2008年9月22日月曜日
飼い犬の野生動物へのインパクト
2008年9月20日土曜日
いよいよ編集した本の発売です
自然公園シリーズ 2
利用者の行動と体験
編著者 | 小林昭裕・愛甲哲也 編著 |
本体価格 | 3,800円(税別) |
ISBN | 978-4-7722-4103-8 |
判型 | A5 |
頁数 | 270ページ |
★どこまで人が増えたらオーバーユースなのか? 混雑度や観光客の不快感を科学する シリーズ第2回配本
[主な内容]
自然公園の保全と管理を目的としたシリーズの第2弾。オーバーユース(過剰利用),観光客のアメニティ(満足感),混雑による不快感,山のトイ レ,スノーモービルやモーターボートが与える不快感など,観光にかかわる人間の感覚を定量的に分析し,自然公園管理のあり方を提案する。
[主な目次と執筆者]
第1部: 自然公園で起きている問題
第1章: 収容力の概念(加藤峰夫)
第2章: 自然公園制度の対応(中島尚子)
第3章: 利用圧とインパクトの把握(小林昭裕)
ボックス1: 北海道の山のトイレ問題の研究と解決への取組み(愛甲哲也)
第2部: 登山者の数と動きをとらえる
第4章: 公園利用調査の必要性(青木宏一郎・青木陽二・小口傑)
第5章: カウンターによる利用者数の把握(枚田邦宏)
第6章: 赤外線カウンターと入林届による登山利用者数の推定(山口和男・庄子康・八巻一成)
第7章: 利用動態のシミュレーション(愛甲哲也)
ボックス2: 北海道石狩海岸にみる砂浜海岸が抱える問題(松島肇)
第3部: 登山者の心理と評価をとらえる
第8章: 利用体験の質を左右する要素(小林昭裕)
第9章: 利用体験の質を把握する手法としての満足度(小林昭裕)
第10章: 社会的収容力と混雑感(愛甲哲也)
第11章: 現場における混雑感評価と収容力-尾瀬ヶ原を事例として(麻生恵・一場博幸・下嶋聖)
第12章: 自然公園の経済学的価値の評価(庄子康・橋爪智也)
第4部: 自然と利用に配慮した公園計画と管理手法
第13章: 適正収容力の概念と計画手法(小林昭裕・愛甲哲也)
第14章: 知床での適正利用に向けたゾーニングと利用ルール(小林昭裕)
第15章: 利用体験を考慮した自然公園管理のあり方(八巻一成)
第16章: 公園管理への展望(小林昭裕)
ボックス3: 自然公園利用“リスクと向き合う”(小林昭裕)
ボックス4: 自然公園をより深く知るための参考図書リスト
ボックス5: 自然公園をより深く知るためのホームページアドレス集
★自然公園シリーズ<全3巻> *既刊
*第1巻 登山道の保全と管理(渡辺悌二編著)=第1回配本
*第2巻 利用者の行動と体験(小林昭裕・愛甲哲也編著)=第2回配本
第3巻 国立公園の法と制度(加藤峰夫著)=第3回配本
2008年9月19日金曜日
美瑛富士避難小屋
9月7日のトイレデーの時は,悪天のため小屋までたどりつけませんでした。あらためて,小屋に置いてあるノートの交換もかねて様子を見に行ってきました.
2008年9月6日土曜日
登山道の本が発売されました
当初の企画よりだいぶ時間がたちましたが,やっと出版にこぎつけることができた自然公園シリーズの第1巻が出版されました。
自然公園シリーズ 1
登山道の保全と管理
編著者 | 渡辺悌二 編著 |
本体価格 | 3,500円(税別) |
ISBN | 978-4-7722-4102-1 |
判型 | A5 |
頁数 | 222ページ |
私が編集を担当した第2巻も9月末にはできあがる予定です。
古今書院のホームページをご覧下さい。著者割引もあります。
★自然公園シリーズ<全3巻> *既刊
*第1巻 登山道の保全と管理(渡辺悌二編著)=第1回配本
第2巻 利用者の行動と体験(小林昭裕・愛甲哲也編著)=第2回配本
第3巻 国立公園の法と制度(加藤峰夫著)=第3回配本