アメリカ,コロラド州ボルダーにおいて,飼い犬の同伴が禁止されている公園と,声が届き姿が見えれば引き綱から放すことも認められている公園(ボルダー市の政策でVoice and Sight Controlと呼ばれています)のトレイルの両脇200mの範囲において,野生動物の行動が調査されました。結果によると,飼い犬が放されているトレイルにおいて,トレイルから100m内でミュールジカの活動がより低下し,50m内でリスやウサギなどの小動物の活動も低下し,25m内ではプレーリードッグの巣穴も少なくなることが分かりました。ボブキャットの捕食行動も少なくなることが確認されたそうです。
Lenth, B., Knight, R., & Brennan, M. The Effects of Dogs on Wildlife Communities, Natural Areas Journal 28, 218-227, 2008.
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