自然公園から都市公園まで。利用者目線で行っている研究に関係するイベントやニュース,事例などをお知らせしています。国立公園,登山道,トイレ,高山植物,モニタリング,生物多様性,公園管理,都市計画,子どもの外遊びなどなど。
2009年11月30日月曜日
2009年11月12日木曜日
アイスランドの国立公園管理に関するセミナーのお知らせ
北大を訪問し、大雪山などを調査しにアイスランドから大学院生が訪れています。この機会に下記のセミナーを企画しましたので、ご案内いたします。また、終了後に懇親会も行いたいと思いますので、出席される場合は、ご連絡をお願いします。
「アイスランドのバトナ氷河国立公園管理におけるのコンフリクトマネージメント」
11月24日 18時より約1時間 北大農学部南棟2階 S21講義室
報告:Harald Schaller (アイスランド大学修士課程)
アイスランド大学から、日本の国立公園管理の調査のために来日しているハラルドさんは、羊の放牧や電源開発と保護との調整という課題をかかえているバトナ氷河国立公園の管理計画策定のプロセスや、関係者のコンフリクトについて研究をすすめています。関係者の意見の調整が必要なのは、我が国の国立公園管理にも共通する課題でもあり、広く意見交換をする機会になればと思います。
連絡先:北海道大学大学院農学研究院 愛甲哲也 011-706-2452
「
11月24日 18時より約1時間 北大農学部南棟2階 S21講義室
報告:Harald Schaller (アイスランド大学修士課程)
アイスランド大学から、
連絡先:北海道大学大学院農学研究院 愛甲哲也 011-706-2452
2009年11月6日金曜日
2009年10月23日金曜日
2009年10月19日月曜日
自然の造形美!
週末は札幌市内各地で木々が色づき始めました。
野幌森林公園でも、きれいな紅葉がみられました。
野幌森林公園でみつけた植物のおもしろショットを紹介します。
まず、このササの葉。
ミシン目のように穴があいています。
不思議な形ですよね。
ササが若くて葉がくるくる巻きの状態のときに、
虫が食べて穴があいたものが成長して、こういう形になるんだそうです。
折り紙の切り紙みたいなイメージですね。
次は、オオウバユリ。
種ができて、実が今にもはちきれそうに、ふくらんでいます。
実を開くと、種がぎっしりつまっています。すごーい!
これが風などで揺れることで、種がばらまかれます。
自然の中を歩いていると、驚きや発見がたくさんあって楽しいです♪
野幌森林公園でも、きれいな紅葉がみられました。
野幌森林公園でみつけた植物のおもしろショットを紹介します。
まず、このササの葉。
ミシン目のように穴があいています。
不思議な形ですよね。
ササが若くて葉がくるくる巻きの状態のときに、
虫が食べて穴があいたものが成長して、こういう形になるんだそうです。
折り紙の切り紙みたいなイメージですね。
次は、オオウバユリ。
種ができて、実が今にもはちきれそうに、ふくらんでいます。
実を開くと、種がぎっしりつまっています。すごーい!
これが風などで揺れることで、種がばらまかれます。
自然の中を歩いていると、驚きや発見がたくさんあって楽しいです♪
2009年10月3日土曜日
公園で調査やってます
今日は札幌市と江別市の間にある野幌森林公園で利用者数と行動の調査をやってます。
山岳地帯の国立公園や知床世界遺産、街中の公園でも同じように調査と研究をしています。適切な管理をするには基礎的なデータが必要です。しかし、現状は公園の価値を評価したりするには不十分です。
写真は新人の山田君です。頑張ってます。
愛甲哲也
山岳地帯の国立公園や知床世界遺産、街中の公園でも同じように調査と研究をしています。適切な管理をするには基礎的なデータが必要です。しかし、現状は公園の価値を評価したりするには不十分です。
写真は新人の山田君です。頑張ってます。
愛甲哲也
2009年9月23日水曜日
秋の礼文島
礼文岳山頂
緑ヶ丘公園展望台からの利尻山
9月13日〜21日の日程で礼文島の歩道調査に行ってきました!
8月に礼文に行った時は花が咲き乱れとても華やかな印象でしたが、9月の礼文ではまた一味違う穏やかな秋の雰囲気を味わうことができました。
前回の調査に引き続き、今回も礼文島中を歩きまわりました。
礼文島はお散歩気分で歩けるコースから、気をつけて歩く必要があるコースまで様々なコースがあり、景色も変化に富んでいるので歩いていてとても楽しむことができます。
また調査をしながら歩いていると、普段なかなか気がつかない補修や整備等をじっくり見ることができ、色々な人の思いを感じることができました。
歩くたびに好きになる。礼文島はそんなところです。
桃岩遊歩道
桃岩遊歩道2
礼文滝
久種湖
この素晴らしい礼文島の自然と永く付き合っていくためにも、これからも地元の方達と一緒に礼文島について考えていきたいと思います!
2009年9月20日日曜日
「自然公園におけるリスク管理のあり方〜管理者と利用者の責任」
セミナーを開催します。
主催:自然公園研究会・山岳レクリエーション研究会
共催:環境省釧路自然環境事務所、北海道
後援:北海道森林管理局、斜里町、羅臼町、知床財団
目的:自然公園の利用や管理には、様々なリスクがともなう。過去には、けがをした利用者が管理者を訴えるという事例もある。自然地域の利用は自己責任であると考える利用者がいる一方で、一定の管理者の責任も免れない。本シンポジウムでは、過去の訴訟事例の分析、海外での対応事例を学習し、今後の自然公園におけるリスク管理のあり方について幅広く議論をする機会を設ける。
日時:2009年9月24日(水曜日) 午後18時30分から21時
会場:知床世界遺産センター(斜里町ウトロ)
対象者:自然公園の管理に関わる行政担当者、観光事業者、ガイド、地域関係者、研究者など
はじめに「自然公園におけるリスク管理の課題」
北海道大学大学院農学研究院 愛甲 哲也
講演「自然公園における事故による訴訟事例の分析」
自然環境研究センター 東條 泰大 氏
話題提供「ニュージーランドおよびカナダにおけるリスク管理の仕組み」
東京農工大学 土屋 俊幸 氏
森林総合研究所北海道支所 八巻 一成 氏
「知床国立公園におけるリスク管理の課題」
知床財団 寺山 元 氏
ディスカッション:上記の話題提供の内容および知床での今後のリスク管理のあり方について、議論を行う。
※終了後に、岩尾別ユースホステルで交流会を予定。引き続き9月25日から27日まで東京農業大学網走校にて、林業経済学会全国大会が開催予定。
問い合わせ先・交流会および宿泊申込先
北海道大学大学院農学研究院 愛甲哲也
tetsu@res.agr.hokudai.ac.jp Tel&Fax 011-706-2452
主催:自然公園研究会・山岳レクリエーション研究会
共催:環境省釧路自然環境事務所、北海道
後援:北海道森林管理局、斜里町、羅臼町、知床財団
目的:自然公園の利用や管理には、様々なリスクがともなう。過去には、けがをした利用者が管理者を訴えるという事例もある。自然地域の利用は自己責任であると考える利用者がいる一方で、一定の管理者の責任も免れない。本シンポジウムでは、過去の訴訟事例の分析、海外での対応事例を学習し、今後の自然公園におけるリスク管理のあり方について幅広く議論をする機会を設ける。
日時:2009年9月24日(水曜日) 午後18時30分から21時
会場:知床世界遺産センター(斜里町ウトロ)
対象者:自然公園の管理に関わる行政担当者、観光事業者、ガイド、地域関係者、研究者など
はじめに「自然公園におけるリスク管理の課題」
北海道大学大学院農学研究院 愛甲 哲也
講演「自然公園における事故による訴訟事例の分析」
自然環境研究センター 東條 泰大 氏
話題提供「ニュージーランドおよびカナダにおけるリスク管理の仕組み」
東京農工大学 土屋 俊幸 氏
森林総合研究所北海道支所 八巻 一成 氏
「知床国立公園におけるリスク管理の課題」
知床財団 寺山 元 氏
ディスカッション:上記の話題提供の内容および知床での今後のリスク管理のあり方について、議論を行う。
※終了後に、岩尾別ユースホステルで交流会を予定。引き続き9月25日から27日まで東京農業大学網走校にて、林業経済学会全国大会が開催予定。
問い合わせ先・交流会および宿泊申込先
北海道大学大学院農学研究院 愛甲哲也
tetsu@res.agr.hokudai.ac.jp Tel&Fax 011-706-2452
2009年9月19日土曜日
造園学会北海道支部大会
2009年9月13日日曜日
2009年9月9日水曜日
2009年9月7日月曜日
山のトイレデー!
これは、山のトイレ問題を登山者の方々に知ってもらおうという活動です。
昨日、全道各地の山で開催されました。
手稲山担当だった愛甲先生と一緒に、私も登ってきました。
マナーブックやマナー袋を配ったり、ゴミ拾いをしたり…。
登山者の方の反応も上々で、「携帯トイレ持ってるよー。」という人、
「山のトイレを考える会の会員なんだよね。」という人もいました。
大半は自分が楽しんでいましたが、私自信も山のトイレについて考える
いい機会になりました。
私も山登りは初心者ですが、やはり山のトイレの問題は大事だなと思います。
最近は女性でも山登りをする人が増えてきているようなので、
トイレ環境の整備はますます求められそうですよね。
↓山のトイレTシャツ姿の愛甲先生です。
2009年8月17日月曜日
知床調査
知床の調査から帰ってきました!
今回はチーム愛甲総出でのお手伝いでした。
内容は主に、交通量調査と知床五湖でのアンケート調査。
交通量調査の様子です。
路肩に陣取って、ひたすら車のチェックをしました。
さらに、羅臼岳登山の御一行にも同行しました。
目的は、携帯トイレのブースの設置です。
(といっても、私はただついて行くだけでしたが。)
羅臼平の手前には、まだ雪渓が残っていました。
写真でみると迫力半減ですが、急斜面はけっこう怖かったです。
ようやく羅臼平に到着して、トイレブースの設置。
このテントの中に簡易の便座があって、携帯トイレが使えるようになっています。
試験的にブースを設置して、アンケート調査をするとのことでした。
あいにくのお天気で見晴らしがよくなかったのは残念ですが、
花は楽しむことができました。
チングルマ、エゾノツガザクラ、アオノツガザクラ、モイワシャジンなど。
(風が強くて写真はほとんどブレていました…)
そんなこんなで、皆日焼けで一段と黒くなって帰ってきました。笑
9月も学会や調査の予定が盛りだくさん、頑張ります!
今回はチーム愛甲総出でのお手伝いでした。
内容は主に、交通量調査と知床五湖でのアンケート調査。
交通量調査の様子です。
路肩に陣取って、ひたすら車のチェックをしました。
さらに、羅臼岳登山の御一行にも同行しました。
目的は、携帯トイレのブースの設置です。
(といっても、私はただついて行くだけでしたが。)
羅臼平の手前には、まだ雪渓が残っていました。
写真でみると迫力半減ですが、急斜面はけっこう怖かったです。
ようやく羅臼平に到着して、トイレブースの設置。
このテントの中に簡易の便座があって、携帯トイレが使えるようになっています。
試験的にブースを設置して、アンケート調査をするとのことでした。
あいにくのお天気で見晴らしがよくなかったのは残念ですが、
花は楽しむことができました。
チングルマ、エゾノツガザクラ、アオノツガザクラ、モイワシャジンなど。
(風が強くて写真はほとんどブレていました…)
そんなこんなで、皆日焼けで一段と黒くなって帰ってきました。笑
9月も学会や調査の予定が盛りだくさん、頑張ります!
2009年8月6日木曜日
2009年7月4日土曜日
2009年6月27日土曜日
知床五湖
2009年6月3日水曜日
はじめまして
修士1年の熊谷です。道産子です。
今年から愛甲先生のもとで、礼文島の自然歩道に関する調査をすることになりました。
優しい愛甲先生と谷さんに囲まれながら毎日奮闘しています。
詳しい研究内容についてはまたの機会に書こうと思います。(焦らします)
これからもチョコチョコとブログに現れますのでよろしくお願いします!
先日の谷さんのブログにも書かれていたように、私も礼文島へ行ってきました。
礼文島は本当に素敵な所でした。ボキャブラリーの貧困さに泣けてきますが、うまく言葉に表せないくらい素敵なんです!島の人たちや自然に触れていくうちに心がホカホカしていくのを感じました。
また環境フォーラムでは、様々な思いを持っている方達とお話をすることができ、とても勉強になりました。
礼文島のお役に立てるような研究をしていけるよう精一杯頑張ろうと思います!
それにしても礼文島には不思議な魅力がありますね。
札幌に帰って来てからも、ふと今礼文島ではどんな花が咲いているんだろうと考え、その度に礼文島に行きたくなってしまいます。出来れば一ヶ月に一度は行きたいですね!
礼文島での移動のために早く原付免許取ろうと思います!
2009年6月1日月曜日
2009年5月27日水曜日
北海道アウトドア資格制度見直し
以前より、いろいろな課題があった北海道アウトドア資格制度見直しについて、北海道新聞に記事がのりました。この制度は、ちょうどエコツアーの増加や、知床の世界遺産登録なども背景に、その立ち上げから関係者が注目していたものでした。私も、調査や講演などで、各地を訪れる際に、特に道外で、この制度がいまどうなっているかということについて、よく質問を受けました。最近では、それについて、あまりよい返答ができていない状態でした。
記事によると、有資格者を優遇する措置を検討するということが書かれており、その例として、有資格者のみがガイドできる地域を定めることなどがあげられています。それには、自然公園や資源管理の観点から、疑問を感じます。一つは、現行の法制度でも、特定の地域への立ち入りを制限したり、特定の活動を制限する仕組みがあります。ただし、北海道内ではあまり具体的な進展がみられていません。そのようなことと、アウトドア資格制度の関連をどうせいりするのでしょうか? また、「有資格者を優遇する」という方向性で本来議論されるのではなく、あくまでもレクリエーションの利用による影響を軽減するとか、持続的なレクリエーション利用を検討するという過程において同時に議論されるべき問題ではないでしょうか?資格制度の存続を前提として、そのために利用を調整するという議論では、本末転倒であるという思いをいだきます。
2009年4月18日土曜日
修士2年の谷です。
写真は野幌森林公園内の、赤外線カウンターです。
利用者の調査の中で、人の数を計測するために設置しています。
昨年9月から5箇所の入口に設置し、計測を続けています。
ところが先日、そのカウンターの一台が盗難に遭ってしまいました。
瑞穂口に設置していたもので、2ヶ月前にも同じように盗難されたばかりでした。
悔しい気持ちでいっぱいです。
瑞穂口ではこれ以上器械での計測を続けるのは難しそうです。
これまで集めてきたデータが台無しになってしまうことはもちろん、
野幌に来る人の中に、そんな心無い人がいることがとても残念です。
盗難だけでなく、不法投棄やゴミの散乱など・・・
純粋に森の中でレクリエーションを楽しんでいる人を
不快にさせるようなことは、本当にやめて欲しいです。
大沢口ではエゾエンゴサクがちらほら咲いていました!
盗難にめげず、頑張ろう。
写真は野幌森林公園内の、赤外線カウンターです。
利用者の調査の中で、人の数を計測するために設置しています。
昨年9月から5箇所の入口に設置し、計測を続けています。
ところが先日、そのカウンターの一台が盗難に遭ってしまいました。
瑞穂口に設置していたもので、2ヶ月前にも同じように盗難されたばかりでした。
悔しい気持ちでいっぱいです。
瑞穂口ではこれ以上器械での計測を続けるのは難しそうです。
これまで集めてきたデータが台無しになってしまうことはもちろん、
野幌に来る人の中に、そんな心無い人がいることがとても残念です。
盗難だけでなく、不法投棄やゴミの散乱など・・・
純粋に森の中でレクリエーションを楽しんでいる人を
不快にさせるようなことは、本当にやめて欲しいです。
大沢口ではエゾエンゴサクがちらほら咲いていました!
盗難にめげず、頑張ろう。
2009年4月11日土曜日
野幌森林公園で春を見つけました。
2009年4月3日金曜日
2009年2月20日金曜日
山のトイレ技術について学ぶ
東京で、山のトイレ技術セミナーが開催されています。昨日は、私も北海道のトイレ事情を報告しました。トイレ問題に取り組みはじめて10年ほどたとうとしていますが、技術的にもかなり進歩がみられ、情報も蓄積されつつあります。ただし、それらの情報の共有や応用にはまだ課題もあります。今日は、海外や海岸の事例の発表も予定されていて、楽しみです。
北海道では、3月7日に山のトイレを考える会の10回目のフォーラムが開催されます。関心のある方の参加をお待ちします。今年は、美瑛富士のトイレについてより具体的な提案と議論をする予定です。詳しくは山のトイレを考える会のホームページをご覧ください。
北海道では、3月7日に山のトイレを考える会の10回目のフォーラムが開催されます。関心のある方の参加をお待ちします。今年は、美瑛富士のトイレについてより具体的な提案と議論をする予定です。詳しくは山のトイレを考える会のホームページをご覧ください。
2009年1月22日木曜日
色について新たな発見
みんな笑顔に!カラフルライフ「色の力で“まち・公園”を変える」に参加してきました。北海道カラーユニバーサルデザイン機構の谷越さんと,栗田さんの色弱の方に関するお話には,はじめて聞く事ばかりでした。車いすの方と公園を一緒にまわった時と同じような衝撃をおぼえました。
登録:
投稿 (Atom)